憧れて買ったピアノの思い出~やる気があればできると確信~
人は好きなもののことになると、夢中になり・・・「絶対できるようになる!」なんて思うものです。「しなくてはいけない」と思ってするものよりも、はるかに精度もスピードも速く身につけることができるのです。故に、「仕事に行くのがイヤ」なんて言っている人には「まずは好きになりましょう」と薦めます。私は昔からピアノを習いたかったのですが、家庭事情から習うことはできずにいました。小学生のとき、音楽室に入ってはでたらめに鍵盤を押し、なんだか音楽を作っているような感覚が好きで。帰りの時間になると、私のでたらめな曲が響いたものです。中学に入り、音楽の授業で「音符」の試験がありました。特に勉強もしたことがなく、いきなりテストになったので・・・ものすごくイヤな思いをした覚えがあります。その後ピアノのことは忘れたのですが、昔のことを思い出させてくれたのが「のだめカンタービレ」という音楽をテーマにしたドラマでした。あんなに楽しそうにピアノを弾きたいという思いと、なんて綺麗な音色なんだろうと感動したものです。雷に打たれたような錯覚になりすぐに近所の音楽店に走りました。幸い家から見えるほど近く、何度も何度もお店の中を行き来し「これをください」と指を指しました。今でもそのピアノは家にあります。音符嫌いな私が楽譜をみて分かるはずもなく。「さて何を弾こうか」なんて音楽のCDを聴いて決めたものです。なんとなく気に入ったその曲を何度も何度も練習し・・・「難曲」と言われるそれをついに弾けるようになったのです。数ヶ月前はピアノを弾いたことも・・・習ったことさえないのに夢中でかぶりついたからできたことなのです。きっとこれはなんにでも当てはまると思います。勉強が嫌いな子供には「なんで嫌いなのか」を考えるよりも・・・「どうしたら好きになるのか」を考える方が有効的なのです。好きになったら後は関係ないのです。初心者だろうが・・・経験者だろうが。情熱だけでは進みませんが、できるようになるには情熱もなくてはならないものだと感じました。